『明日の七海と逢うために』感想


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ジャンル アドベンチャー
発売日 2008/10/24
明日の七海と逢うために COMPLETE BOX
評価点
73 / 100
最大瞬間風速 -
総プレイ時間 8.9時間
主人公 8/10
お気に入り 泉水 小夜
ユーザビリティ 9/10 9/10
グラフィック 8/10 8/10
ムービー 8/10 8/10
主題歌 8/10 8/10
BGM 7/10 7/10
ストーリー 7/10 7/10
演出 8/10 8/10
感動 7/10 7/10
読後感 7/10 7/10

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0. まずは一言
 『明日の君と逢うために』に七海シナリオを追加するためのファンディスク。本編同様、コミカルな掛け合いを十分に楽しむことが出来ました。
  • 追加
     共通ルートが終わったところから始まるため、本編の体験版さえプレイしておけば本作単独で遊べないこともないです。
  • コミカルな掛け合い
     明日香にはとりあえず何か食べ物を与えておけばいい、そんなファンディスク特有の“キャラクター化”が進んでいましたね。彼女が食べながら喋っている演技には、安玖深音さんさすがと思いましたが。

Attention!!
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1.1. 七海 美菜(7/10)
 八代君と呼ばないと平静を保てない、そんなしおらしい七海がとても可愛かったです。妹にデートを応援される姿(そして、ずっと妹たちに見られていたと気付くところ)もいいです。ただ、告白シーンは、本編には敵わなかったですね。

 右腕を怪我した妹の回復を神に祈る七海と、神様はもういないのだと彼女に告げる修司。この森の泉の場面は、「逃避ではなく出来ることをせよ」「笑顔のままでいてほしい」と言うだけではないのが、ちょっと面白いかなと思っています。りんと接し続けてきた修司にとっては、もはや神頼みは気休めとはなり得ません。彼は、前しか見ない七海に戻ってほしいと、より感じるのでしょう。

 なお今回は、オープニングムービーはなく、エンディングムービーもいたってシンプルです。しかしながら、立体感のあるイベント絵とその流し方のかっこよさに鳥肌が立ちました。
  • デートを応援される姿
     極度のシスターコンプレックスである七海姉妹ですが、溺愛していた姉(妹)を修司に取られてしまうところに、そこまで大きな動揺はありません。ただ、自分も好きになった男性だから妹(姉)とお付き合いする姿も笑顔で見守れる、といった雰囲気は多少出ています。
  • オープニングムービー
     オープニングテーマソングがデモムービーでしか流れないというのはちょっと寂しいです。あの気合が入っているデモムービー、作中のどこかで使えないかな……。
1.2. 七海 真奈美(7/10)
 本編では名前のみの登場だった妹の真奈美ちゃん。「男嫌い」という設定とともに警棒を振り回して登場する(少々無茶な)姿は、ファンディスクならではものでしょうか。そんな彼女も、コンサートでの全力疾走以降、どんどん可愛いしぐさが前面に現れます。恋する乙女・リコに敵認定され、彼女自身もリコと同じような視線を修司に向けるあたりは特に良いですね。

 終盤ではやや本編の世界観に踏み込み、「向こう」の世界へ2日ほど消えることとなりました。裸体を晒す真奈美に修司は、後回しにせず、すぐに決めなくてはいけないことがある、と諭します。修司もなかなか良い事(真面な事)を言うようになったと感心しました。もちろんその一方で、本編の彼自身に聞かせるべき言葉だなと感じられずにはいられなかったわけですけれども。

 なお、真奈美は「手の中にあるものをまずは大事にするべき」との助言に従って、音楽科の特待生への招請を断ってしまいます。これは、第3者(読者)としては非常にもったいないように感じます。ただ、最も演奏を聴かせたい人から離れてまでピアノを学ぶこともないのかもしれません。音楽も、心が大きく反映されるものなのですから。
  • 全力疾走以降
     真っ先に医者の車を使うべき、と思ったら誰もが忘れていたという。お兄ちゃん可哀想。
  • 「向こう」の世界
     明日香が6年間見続けた景色はやはり見てみたかったです。また、「向こうへ行くためには意志の強さが必要」という条件に触れると、とてもややこしいことになります。
  • 聴かせたい人から離れてまで
     『パルフェ』の風美由飛を思い出します。ところで、このような夢か恋人(あるいは家族など)の選択では、美少女ゲームとしての物語上は「夢を追うのが正しい」といった印象を持っています。特に、本作では「明日香が進学先を自分に合わせたら」という話題が本編に登場します。そこを鑑みると、やはり転校の話は受けるべきなのではないかな、と感じます。もう2度と、逢えなくなるわけでは決してないのですから。
1.3. 或る夏の日
 みんながお世話(?)になっているシュウ君に、ちょっと(??)えっちなサービスをするお話。明日香endの続きであるとかそんな脈絡なんか気にせず、ただただ笑っておけばいいおまけストーリーでした。7名いるヒロインのうち、最もよかったのが小夜の裸ワイシャツですね。本編との繋がりも踏まえると尚更です。なお、このお話で1番の注目は、御風家居間の扇風機。あそこまで綺麗に動く扇風機に美しさを感じてしまいました。

2.1. 心にとどめておきたい言葉

試験なんて簡単だよ。習ったことしか出ないんだもん
若宮 明日香

(出来る限り早くこれを実感してほしいものです。学生の主体的な学びを!!)

願いを叶える力は、たぶん誰もが持っている。
自分を信じて、自分を信じてくれる誰かがいれば、
どんな願いもいつか叶うだろう。
八代 修司

2.2. 関連項目
  1. 関連作品の感想
  2. 外部記事

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Last updated: 2012-06-18
First created: 2011-12-27