『MySweetHome リメイク版』感想


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ジャンル 創作短編アーカイブノベル
発売日 2007/12/31
MySweetHome リメイク版
評価点
73 / 100
最大瞬間風速 -
総プレイ時間 5.9時間
主人公 7/10
お気に入り 笹山 皆樹
ユーザビリティ 8/10 8/10
グラフィック 7/10 7/10
ムービー -
主題歌 7/10 7/10
BGM 7/10 7/10
ストーリー 7/10 7/10
演出 6/10 6/10
感動 7/10 7/10
読後感 7/10 7/10

(評価点や作品に望むこと等については「レビューポリシー」をご参照ください。)


0. まずは一言
 長きにわたる片想いの終幕と、家族への愛しさを綴った物語。恋する相手の想いに悩む勇と、諦めようとしない皆樹に、心惹かれました。

Attention!!
この感想はゲームをクリアした人に向けて書かれています。
まだゲームをクリアしていない人が読むと、作品の面白さを損なうことがありますので、ご注意ください。

1. 本編の内容について少し
1.1. 兄妹エンド
 12年前から妹のみーすけに片想いを続けてきた勇。しかし、皆樹3年以上前から「とーさん」こと亮輔に恋していました。複雑な背景(人間関係)が作り出すやや暗い世界で、彼らの気持ちの揺れ動きは丁寧かつ詳細に描かれていました。

 みーすけの気持ちに怯える勇から絞り出される言葉は、それこそひとつひとつがとても不器用で。想いが通じてからも、身体を求めたら嫌われるのではないか。もう待たないと言った想い人の事がまだ好きなのではないか。そんな不安や嫉妬などの葛藤を抱える彼に、いたく感動することができました。
  • 皆樹
     妹がお兄ちゃんの事を大好きでしょうがないと言う話はノベルゲームによくありますが、こういう義理の妹の描き方だってあるのです。上辺(設定としての)だけの繋がりではない関係が心地よいです。
  • 3年以上前
     亮輔に初めてキスをしたのが3年前。好意を抱いていたのは、おそらく6年以上前になるのでしょう。
  • 感動
     読者を笑わせようと不要な冗談を挟まなかったことも功を奏しました。
1.2. 家族エンド(True)
 片想いにけじめを付ける2人。その一方は逃避であり、他方は失恋を自ら選びました。しかし、その終幕は哀しみに包まれるものではありません。亮輔が「いてくれても、いいんだ」と本音を吐露し、「この家にいさせてください」と皆樹が応える場面には、家族への愛しさが集約されていました。

 愛しい兄が自らの意思で「ただいま」とこの家に帰ってくることを諦めない皆樹。何年かかるかは判らない。けれど、彼の心が動きたいと願う日が、いつかやってくると信じて。
  • 愛しい兄
     大好きな妹の料理をいつもおいしいと言って食べていました。おかずについてたびたびコメントを求められるのは、亮輔が初めて彼女の料理を食べる場面に伏線が掛かっていたのですね。

2.1. 心にとどめておきたい言葉

好きな人の隣で眠ること。
好きな人の寝顔を見ること。
そして、好きな人の寝覚めを優しく見守ること。
そこから生まれるこの気持ちは、もう絶対に忘れてはいけない。
笹山 勇

想うのには資格は要らないかもしれないけれど、
想いを聞いてもらうのには必要なものがあると思う。
6月10日

逃避で本当に怖いのは、後悔ではなく、償う相手がそこから去っていること。
いつの日か戻ってきたとしても、あの人がそこにいるとは限らない。
8月31日

2.2. 関連項目
  1. 外部記事

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Last updated: 2012-12-08
First created: 2012-11-25