『フォセット -Cafe au Le Ciel Bleu-』感想


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ジャンル 学園&メイド喫茶ADV
発売日 2006/12/22
フォセット -Cafe au Le Ciel Bleu-
評価点
75 / 100
最大瞬間風速 里伽子(100/100)
総プレイ時間 10.1時間
主人公 8/10
お気に入り 沢城 凛奈
ユーザビリティ 10/10 10/10
グラフィック 8/10 8/10
ムービー 7/10 7/10
主題歌 7/10 7/10
BGM 8/10 8/10
ストーリー 8/10 8/10
演出 8/10 8/10
感動 8/10 8/10
読後感 8/10 8/10

(評価点や作品に望むこと等については「レビューポリシー」をご参照ください。)


0. まずは一言
 『パルフェ』と『この青空に約束を―』のファンディスク。本編を読んで感じたあの感動が、綺麗そのまま思い出されます。ますますこれらの作品が好きになりました。そして、プレイして良かったと改めて思うことが出来ました。

Attention!!
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1. SIDE FAMILLE
(C) TGL
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 『パルフェ』のアフターストーリー。『里伽子抄』が読めればもう大満足です。本編ではなくファンディスクとしてこのエピソードを読めたことに感謝。カトレアやかすりんのお話も悪くないです。
1.1. カトレア記念日 & 脱カトレア記念日(8/10)
 仁との別れを惜しんで帰り道を遠回りし、ベランダに出て、さらには明日も名前で呼んでもらえるかと心配になって電話する。こんな玲愛の微笑ましい姿は、ツンデレが苦手な私も心地よく読ませていただきました。2年後の披露宴は仁と玲愛、あるいは由飛と玲愛の喧嘩がとても楽しく、そして最後の祝電は鳥肌が立つほど切なかったです。「つまんない恋」をバックに読まれる里伽子のメッセージには、自然と涙が流れました。
1.2. 迷える羊と魑魅魍魎(5/10)
 明日香ちゃんへの信用と、他の男への嫉妬と。(仁の性格が本編に準じているかは別にして)仁が煩わしかっただけなのか、明日香を心配したことが功を奏したのか、判別がつかないところはちょっとポイント。……ところで、このお話を読んで誰か得するのでしょうか。なお、「本当にあったのかよ!」と叫びたくなる「ところてん同好会」の落ちだけはそこそこ気に入っています。
1.3. かすりんの恋愛塾 FINAL(7/10)
 本編に引き続き、このかすりん恋愛塾は大好きです。ライターによるかすりさんへの愛が伝わってきます。結局、最後には嘘または仁との経験だとばれてしまうところが嬉しい。その後に抱き合っている3人の笑顔が眩しいです。
1.4. 里伽子抄(10/10)
 自分の居場所に再び疑問を持った里伽子。誰にも頼ることが出来ない不器用な彼女に、「仁の手を離さないで」と由飛は諭す。だって、その反対の手はファミーユのみんなが繋がっているのだから、と。

 これは、単に「言葉にしないと伝わらない」というだけの二番煎じ。だけど、ファミーユの暖かさと言ったらもう言葉にできません。このビデオレターと「つまらない恋」との組み合わせにはやはり泣いてしまいました。彼女の「しょうがないなぁ」の一言に込められた想いの重さは計り知れません。

2. SIDE TSUGUMI-SEVEN & SIDE TSUGUMI-SEVEN APPENDED
(C) TGL
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 『この青空に約束を―』を補完するエピソード集。こちらは『この冬空に歌声をー』だけでもよかったと思います。もちろん、他のお話が面白くないと言いたいわけではありません。もし、これらが本編に最初から含まれていたら、『この青空に約束を―』の印象もだいぶ上方修正されていたことでしょう。いっそのこと、本編では描かないようなおまけエピソード集にした方が、複数ライター制も活かせて良かったかもしれないですね。
2.1. たたかう幼なじみ(6/10)
 海己がちょっとずつ頑張る姿よりも、雅文と紀子の描写の方が興味ひかれます。
2.2. 『静』と『しず』の憤慨(7/10)
 本編のえちぃシーンに新たな解釈をもたらしたことは注目したいのです。ちなみに、成長すると苦味が平気になるって、そういうことではないと思うのですよ。
2.3. いけない! さえちゃん先生(7/10)
 お嫁にイケナイお宝落ち。その答えはともかく、その過程のドタバタ劇はそれなりに面白かったです。ヒロインズの会話をBGMに地の文を進行させる演出は良いですね。
2.4. わたしのかけら(7/10)
 すべてを転校初日から気づいていた茜。彼女の想いが明らかになること自体はいいのですよ。ただ、航が逢わせ石の真実を知ってしまうと、それはもう物語の前提を崩してしまいますし、何よりこれから凛奈と付き合っていくのが難しくなると思うのですよ。
2.5. あたしにも、翼をください(7/10)
 あの会長さんが航に料理を作っているシーンだけでもう微笑ましいですね。2人の会話を盗み聞きするシーンはお約束。
2.6. 獅子身中の虫より腹の虫(7/10)
 まず、BGM「TSUGUMI SEVEN OUTBREAK」がお気に入り。ああやって8年前をネタに迫られたら、退寮届を海己なら確かに書いてしまいそうな気はします。監視カメラを設置する作戦はさえちゃんを使えば簡単にできそうなので、学園長側のお粗末さは相変わらず気になりましたけれど。
2.7. この冬空に歌声をー(8/10)
 海己シナリオその後。歌詞作りなど以外にも、一緒にお風呂など約束の日に向けた彼女たちの精一杯さが伝わってきます。海己パパのプロポーズや航のマニフェストシーンには、思わず目がウルウルしてきました。他にも星野一誠と野川学園長の対談も地味に好きです。
2.8. 陽だまりのヴァージンロード(7/10)
 このひなたの結婚式は見ていてとっても安心します。最後の2人からの手紙はちょっとずるいですね。
2.9. SIDE TSUGUMI-SEVEN APPENDED
 キャラクター紹介にとどまらない『プレ・プロローグ』『プレ・プロローグ その2』『この星空に思い出をー』は本編プレイ後向けの良い補完エピソードでした。

3.1. 心にとどめておきたい言葉

家族とか、家族じゃないとか以前にさ…
相手はさ…自分のこと、世界で一、二を争うくらい
好きでいてくれる人なんだぞ? そんな世界一の誠意を示されてさ…
それでも応えたいって思わないのって、何か鈍くないかなぁ?
高村 仁

あなたの周りの世界は…
あなたが思うより、ちょっとだけ、優しいよ?
風美 由飛

誰か落ち込んでる人がいれば、自分が頑張って立ち直らせて
その代わり、自分が落ち込んだら、誰かに頑張って立ち直らせてもらおうよ
沢城 凛奈

3.2. 関連項目
  1. 関連作品の感想
  2. 外部記事

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Last updated: 2012-09-29
First created: 2012-09-09