『グリンスヴァールの森の中 ~成長する学園~』感想

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タイトル グリンスヴァールの森の中 ~成長する学園~外部サイトへリンクします。
ジャンル 学園育成SLG
発売日 2006/06/16
グリンスヴァールの森の中 ~成長する学園~
評価点
72 / 100
最大瞬間風速 -
総プレイ時間 20.6時間
主人公 7/10
お気に入り シャルロット
ユーザビリティ 7/10 7/10
グラフィック 7/10 7/10
ムービー 7/10 7/10
主題歌 7/10 7/10
BGM 7/10 7/10
ストーリー 6/10 6/10
演出 6/10 6/10
感動 5/10 5/10
読後感 6/10 6/10

(評価点や作品に望むこと等については「レビューポリシー」をご参照ください。)


0. まずは一言

登場人物の萌えと小話を楽しむ学園育成SLG。仕組みが分かって単純作業となってからも、黙々と(惰性で)楽しむことが出来ました。


Attention!!

この感想はゲームをクリアした人に向けて書かれています。
まだゲームをクリアしていない人が読むと、作品の面白さを損なうことがありますので、ご注意ください。

1. ゲームデザインについて

1.1. 学園を育てる学園モノ

ゆったりと学園を育てていくシミュレーションゲームです。学園を経営(維持)すること自体の難易度は低い一方で、ヒロインとの出会いから攻略までのフラグを見つけるのは意外とたいへんでした。(おまけのヒントや攻略記事などを見ずに、)どの建物をどれだけ建設するかを発見していくのは、苦労を伴いますが楽しめるものでしょう。

1周目(クライスモード)は何をすればいいのかよく分からず、あっという間に制限時間の50年が過ぎてしまいました。2周目(シャルロットモード)で徐々に要領を理解し、エンドをいくつか迎え効率的な戦略が分かってきました。それに合わせて、より初期状態が充実した次のモードで始められることも楽しかったです。

  • おまけのヒントや攻略記事などを見ずに

    特に、シャルのエンディングに到達するのは難しいです。

  • より初期状態が充実

    それくらいしか引き継ぎ要素が無いとも言えます。

  • モード

    2周目の「シャルロットモード」においてシャルを攻略できないという不親切。ニキ、メルエ、歌焔を攻略後に選べる「三人娘モード」にてやっとモード名の意味が分かる仕様になっています。

1.2. 終盤はやはり単純作業に

しかしながら、ヴィヴィアンENDを見る頃には育成パターンも固まってしまい、次第に飽きが来てしまいました。森はすぐに建物でいっぱいになってしまいますし、レグルリア王国に負けない程度の軍事力を得た後では進路指導大した意味を持ちません。フリーモードをプレイするに当たってやりこみ要素がランクSSSを獲得する以外に特にないことも、作業ゲーム化してしまう要因でしょう。

また、学園育成SLGとして致命的とも言えるのが、建物をどこに建てるのかという要素がほとんどない事です。好みのレイアウトで建設するとしても初めから森全域を使用できるわけでもなく、学園を見渡そうにも縮尺や方角を変更することが出来ません。

  • レグルリア王国

    仮想敵国であり、家事手伝いの引受先です。他の国は存在意義すらよく分かりません。

  • 軍事力

    ゲームのテンポを顧みればマニュアル戦闘では遊んでいられないかもしれないですね。戦争はグリンスヴァール王国軍と市民を盾とし(「完全攻撃」「人命無視」「建物無視」)、疲弊したレグルリア王国軍を打ち破る戦術が基本です。圧倒的な軍事力を持つ終盤では、自ら宣戦布告し学園が周辺諸国を統一できそうです。

  • 進路指導

    「おくらほま」を聴くと少しまったり出来ます。(エンディングをコンプリートした後に気が付きましたが、)ステータスの国名を選択すると進路を一括で変更できます。職業によって就職先を自動で割り振れる機能があると、さらに良かったです。

  • 大した意味

    王家の依頼は無視してもまったく問題ないことも難点の1つです。

  • フリーモード

    ランクSSSの獲得とイベント回収のためのモードです。実害はあまりありませんが、何年経っても余剰教師が退職したり自然死したりすることはないため、その数はやがて1万人を超え財政を圧迫していきます。解雇しようにも、(評価が下がる事よりも)その操作がとても煩わしいです。

  • 建物をどこに建てるのかという要素

    関連した施設同士を隣接させるとボーナス効果があったりイベントが発生したりなどの要素のこと。


2. ストーリーおよびキャラクターについて

2.1. 「いつもの中身のないキャラ」という表現が言い得て妙

プロローグを読み終えた段階ではそこそこの期待を寄せたものの、特にメインシナリオと呼ぶほどの中身がある作品ではありませんでした。ヴィヴィアンルートにて長寿族の存在理由を解き明かす場面はあるものの、他のヒロインについては学園で知り合い突発的なえっちで仲良くなるというお約束の進展でした。基本的に小話(おまけシナリオ含む)とえっちしーんが主体を占める作品です。

  • 長寿族の存在理由

    永遠の寿命を持つなどつまらないという理由で神様に生殖能力を封印されてしまった種族。何処の神様も自分勝手です。

  • 突発的なえっちで仲良くなるというお約束

    発情期や魔力の暴走を抑えるためのえっちで、なし崩し的に仲良くなるだけです。

  • おまけシナリオ

    実は、1番楽しめた小ネタはおまけシナリオ群かもしれません。DVDに収録されたおまけムービーも1度くらいは見ておきましょう。

  • えっちしーん

    シャルの淫夢は不幸をあらかじめ取り除くという性質上、陵辱要素が含まれています。ただ、無理矢理襲われるのは全く親しみのない女の子ですし、それほど嫌悪感を煽る描写もありません。

2.2. キャラクターはそれなりに可愛いです

多様な属性が割り振られた各ヒロインは一途に主人公を慕ってくれ、多くの萌え要素が散りばめられていました。「毎年パートナーに新しい恋をする」ニキは可愛いですし、長年の恋が実ったヴィヴィは微笑ましいです。子シャルは1人分けて欲しいくらいです。

  • ヒロイン

    1年1ターン制のためヒロイン5名はみんな人間ではなく、学園の精霊、獣人、天界の住人(光神族)、魔界の住人(悪魔)、長寿族となっています。

  • シャル

    学園の精霊が恋すると、学園の生徒全員が同じ相手に好意を持つという素敵仕様が夢のようですね。ハーレムENDや長寿族の性欲に安直でも説明が付いていることは嬉しいです。



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Last updated: 2013-06-29
First created: 2013-06-22