『Clover Heart’s append disc TOYつめちゃいましたっ』感想


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タイトル Clover Heart’s append disc TOYつめちゃいましたっ外部サイトへリンクします。
ジャンル Clover Heart's append disc
発売日 2004/12/29
Clover Heart's Twin's pack
評価点
70 / 100
最大瞬間風速 ちまり(85/100)
総プレイ時間 3.8時間
主人公 7/10
お気に入り 駒宮 ちまり
ユーザビリティ 7/10 7/10
グラフィック 8/10 8/10
ムービー 7/10 7/10
主題歌 7/10 7/10
BGM 7/10 7/10
ストーリー 7/10 7/10
演出 6/10 6/10
感動 7/10 7/10
読後感 7/10 7/10

(評価点や作品に望むこと等については「レビューポリシー」をご参照ください。)


0. まずは一言
 玲亜編の第2章と第3章を繋ぐ幕間を描いたアペンドディスク。1つの物語を3人の視点・3種類の媒体で表現するという試みはとても面白かったです。しかしながら、新規の要素は少なく、お話自体も少々短めでした。とはいえ、彼女たちの想いには胸を締め付けられ、本編に入れてほしかったシーンもいくつかありました。本編の反省を胸に登場人物をより魅力的に描こうとしていたと思います。……いろいろと大事なものを失った感はありましたが。

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1.1. 恋のレシピ、教えます

「泥棒猫はおまぇだぁぁぁぁぁあぁぁああああああああ!!」
駒宮 ちまり

このセリフから始まるちまりの慟哭には胸が詰まりました。もし引っ越す前に想いを伝えていれば、全然違った未来が待っていたかもしれないのに。それを知って泣き叫ぶ姿は本当につらかったです。もし彼女の立場に立たされたら、しばらくは立ち直れなくなると思います。
  • 想い
     「今の関係が崩れるのが怖い」というのは、彼女の言うとおり「ありきたりにして恋心を抱いたら逃げられない問題」ですが、なかなか辛いものです。"Lasting regrets result from the things we fail to do, not those we do."(Thomas Dashiff Gilovich)というのは分かってはいるのですけどね……。
  • 立ち直れなくなる
     ただ、その直後のえっちは、ちまりも意地や尊厳はなかったのでしょうかね……。
1.2. 幼いが故の成長物語
 恋のレシピ、教えます』を莉織視点から描いたドラマCD。気持ち良い夜風を感じていると、隣室からのバカップルのあえぎ声が聞こえてくるだなんて……。誰だって発狂したくなりますし、自覚のない2人を問い詰めたくだってなりますよ。さらに、玲亜による実習付きの説得(?)は、彼女の意思をかなり無視していますからね……。楠鈴音さん(莉織のCV担当)の「私が莉織なら家出してます」というコメントが帯裏にありましたが、誰もが感じることを的確に表していました。

 なお、莉織が夷月への想いを自覚し、胸を痛めるシーンはよくできていました。夷月に抱きついて円華の匂いを感じるところや、円華にお弁当箱を返す場面を目撃してしまう場面などは切なかったです。
  • あえぎ声
     壁の向こうのえっちな声を聴いたり実際の行為を覗き見たりして壊れていく莉織。その姿には、本編で抱いていた彼女の人格ないし品格はすっかり印象が変わってしまいました。いや、面白かったですけどね。
  • 彼女の意思
     第2章と第3章の幕間であるため、避妊に関するお話は一切出てきません。莉織なら久遠と同様に「子供を育てる一大事業」について説教してくれると信じていたものですが、仕方ないですかね……。
  • 切なかった
     また、莉織が自分の想いを押し付けることを反省する場面がありますが、どことなく製作スタッフによる本編への反省が反映されているような気がします。
1.3. コミック:さよならの向こう側
 御子柴莉織はご機嫌ナナメ』を円華側から眺めるショートストーリー。氷漬けの心を少しずつ莉織に溶かされていく夷月は、家族を大切にし始めます。円華にはかなわないと思っていた莉織でしたが、夷月が無防備な笑顔を見せるのは莉織にだけだったのでした。その変化に気付いてしまった円華先輩の絶望の涙には胸が詰まります。たった28ページの本でしたが、想いがいっぱい詰まっていました。最後のお別れの笑顔はとても美しかったです。
  • 莉織にだけだった
     この点につきましては、女性視点から双方向に見ることが出来てとても感動しました。
  • お別れの笑顔
     なお、弟の賢治ですが、莉織編のことを考えるとこうも上手く事態が収束するとは考えにくいです。彼が考えを改めるまでの葛藤をもっとどこかで表現してほしいですね。

2.1. 心にとどめておきたい言葉

えっちはね? いけない事じゃないよ?
きもちよくって……幸せになれること……
好きだって気持ちを、通わせる事……
だから、頭ごなしに否定したりしないで
御子柴 玲亜

2.2. 関連項目
  1. 関連作品の感想
  2. 外部記事

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Last updated: 2012-06-19
First created: 2011-11-05